映像の画質評価ソフトと目視比較で、品質と作業効率を向上
動画のエラー内容と発生個所を特定するコーデックアナライザーと、動画のノイズを自動で評価する「VQ-1200」で検査の質と効率を大幅に向上させます。また、「マルチビューワ」で目視による比較確認を行えば、より確実な品質評価が可能になります。
- 業種:
- 放送、配信、映像制作、映像機器メーカー
こんな悩みをお持ちの方におすすめ
- 動画解析に膨大な時間が掛かってしまっており、作業の効率化と省力化を図りたい。
- 解析ソフトを通した後に行う目視チェックに時間が掛かってしまっているため、スピードアップがしたい。
- 定量と定性の両軸から評価を行うことで、映像の品質向上や作業の効率化を目指したい。
製品同士の相乗効果で、より高い品質を実現
コーデックアナライザー、分析的画質評価ツール、主観評価支援ツールは、それぞれ単独で使うことでも十分な効果を発揮してくれますが、3つを組み合わせて使用することで、さらに品質向上を実現でき、画像処理開発やコーデック開発の改革に欠かせない役割を担っています。
動画のエラーを自動検出して開発を効率化
通常、規格適合性検査を行う際には、膨大な量の規格書の内容を読み解く必要があり、その作業を行うためには多大なる時間と技術者の獲得や育成コストを必要としていました。しかし、当社のコーデックアナライザー※を使用すれば、エラー内容とその発生個所を瞬時に特定することが可能になります。
さらにビジュアル化されてわかりやすく表示されるデータ構造のおかげで、経験の浅い技術者でも作業がしやすく、その成長をサポートすることもできます。また国産の製品であるため、充実したカスタマーサポートを備えるなど、安心して使える環境があります。
- ※「VVC/H.266コーデックアナライザー266CA1」「HEVC/H.265コーデックアナライザー265CA1」「H.264解析ツール NH264H1」
ノイズを自動分析し映像の評価項目を確認
コーデックアナライザーでチェックし、規格適合性検査をパスした動画でも、実際の映像として見ると、ぼやけやノイズ、ちらつきが発生してしまっているケースは少なくありません。そこで活用できるのが、分析的画質評価ツール「VQ-1200」です。当社独自のアルゴリズムにより、画質に影響のある現象をデータ表示させることができるようになります。従来であれば、検査員による目視のみのチェック に頼らざるを得ず、ノイズの見落としや検査員の負担増などの課題があげられていましたが、VQ-1200を用いることで、目視検査の精度と効率を大きく向上させることができます。
目視検査の効率を上げる動画の比較再生
シャープさの度合いや見やすさの程度など、自分たちが真に作りたい画を作るためには、目視によるチェックが欠かせません。その目視による動画チェックをサポートし、チューニング作業やエラーチェック作業を効率化するのが、主観評価支援ツール「VQ-マルチビューワ」です。2つの画面を同期させ、動画を並べて比較しやすくしてくれるこのソフトウェアは、ミラーリング表示機能やズーム表示機能、複数の再生機能といった便利な機能を多数備えており、動画の品 質を細部まで細かくチェックすることが可能になります。作業効率の向上と負担軽減の両方を実現できます。
当社は国内唯一のコーデックアナライザーの開発会社として、動画に関するサポートを長く行ってきました。今回紹介した製品だけでなく、動画に関するさまざまな課題や悩みに対応することが可能ですので、何かお困りの点があればお気軽にお問い合わせください。