特徴・強み
専用のハードウェアを必要としないため導入コストを軽減
本製品はソフトウェアベースのため、専用のハードウェアを必要としません。汎用パソコンを利用して映像・音声の検査が行えるので、導入時のコストを抑えることができます。
システム構成は、評価の開始・停止や検査結果の表示・保存を行う「制御パソコン」と、映像・音声の検査を行う「検査パソコン」から構成されます。
効率と品質を両立させたアーカイブ作業を実現
人が行う目視検査では見落してしまうノイズ画像も自動でリアルタイムに検出します。
検出したエラー結果は、一覧で表示されます。エラー箇所が画像で強調表示され、ノイズの発生箇所をピンポイントで確認できるため、テープクリーニングや再保存の繰り返し作業を大幅に効率化できます。
映像検査
-
01
メルト検出
テープ再生時、あるラインから信号が読み取れないときにVTRの補正回路が信号を補完するために発生するエラー画像(ノイズ)。
-
02
輝度・クロマ異常検出
テープ再生時、輝度の信号が欠落したときに発生するエラー画像(ノイズ)。類似としてクロマエラーによるエラー画像(ノイズ)あり。
制御画面
映像アーカイブシステムとの連携
本製品は、他社製アーカイブシステムからの制御が行えるため、検査作業や確認作業を効率的に行うことができます。
接続例
接続した映像アーカイブシステムから以下の操作が可能です。
- 検査制御:操作開始/操作停止。
- 状態監視:準備中/検査中/検査停止中
- エラー表示:エラーの種類/エラーの位置(タイムコード)
- 「検査項目の指定」
- 映像検査 メルト、輝度・クロマ異常
- 音声検査 無音、ピーク