株式会社ニコンシステム|Japan
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Talk 03 AI 好奇心が成長につながる!AI開発のやりがいと面白さ

生産性向上や業務改革のカギとして期待が寄せられるAI(人工知能)。急速な進化を見せ、ニコンシステムでも積極的に事業展開している分野の一つです。AI開発に携わるアドバンストテクニカルセンター所属の6人に、ニコンシステムの社風やAIの魅力について語ってもらいました。

プロフィール

プロダクトディレクターK.O
2007年入社
  • キャリア入社
ITエンジニアK.C
2010年入社
  • 新卒入社
ITエンジニアT.Y
2012年入社
  • 新卒入社
ITエンジニアT.S
2016年入社
  • 新卒入社
ITエンジニアN.S
2016年入社
  • 新卒入社
ITエンジニアM.S
2016年入社
  • 新卒入社

私がニコンシステムを選んだ理由

T.S:
大学時代に数理生物学を研究しており、生物実験をする中で顕微鏡メーカーとしてのニコンの存在を知りました。ニコンシステムへは、数理解析を事業としていたことから入社を決意。プログラミングはほぼ未経験だったのですが、先輩たちが親切に教えてくれるため安心してスキルを身につけることができました。現在は画像の物体認識と自然言語処理のAI開発を中心に担当しています。
M.S:
大学時代は写真部に所属し、ニコンのカメラを愛用していました。また、大学では計算科学分野の研究をしていたので、写真とITに関わる仕事を探していました。ニコンシステムは面接の雰囲気が良く、優しい雰囲気の社員が多かったのが印象的でした。今の部署では、クラウドサービスを利用したAI開発者向けのシステム構築に取り組んでいます。
N.S:
私もカメラ好きでカメラメーカーに興味がありました。大学時代にはプログラミングをしていたことから、両方に関われるニコンシステムは自分にぴったりだと感じました。面接では一人ひとりに寄り添って人柄を知ろうとしてくれる姿勢が好印象でしたね。今の私の業務は、クラウドサービスとAI技術を結び付けた新たなサービスの開発です。
K.O:
私はこのメンバーの中で唯一の転職組です。役員面接でも皆さんにこやかで、優しげな雰囲気に魅力を感じニコンシステムに入社しました。現在は画像検査装置のAI開発に携わっています。
K.C:
大学時代は画像処理の研究をしており、強みのスキルを活かせるニコンシステムを選びました。皆さんと同じく面接の印象がよく、時間を忘れて話し込んでしまうほどで、ここなら長く働けそうだと思ったことを覚えています。現在は服の画像から採寸を行うシステムの開発と改善を担当しています。
T.Y:
私は2012年卒で、当時は就職氷河期でした。ブラック企業が社会的な問題になっていた頃でもあり、とにかくたくさんの企業に応募。大学時代に取り組んだプログラミングを活かせるニコンシステムは、働きやすそうな雰囲気が伝わってきて、ここを選んで良かったと思っています。今はAIを学びながら、環境構築やアプリ開発に取り組んでいます。

新しいことにチャレンジできる環境

T.S:
ニコンシステムはシステム会社ですが、IT系出身の人ばかりではありません。数学や生物、制御系、文系出身など個性豊かなメンバーで、それぞれが強みを活かしながら働いています。
K.C:
部署異動の希望も通りやすいですよね。私はAIの仕事がやりたくて、社内フリーエージェントに応募しました。この制度は部署が人を募集し、希望する社員が手をあげてマッチングするというものです。
T.Y:
私も8年間アプリ開発に携わり、新しい分野にチャレンジしたいと思い現在の部署に異動しました。興味のある分野に積極的に挑戦できる環境なので、仕事を通してスキルの幅を広げることができます。
K.O:
専門の異なる他の部署とも連携して、一つのシステムを作り上げるのが楽しいです。私はAIについては分かりますが、アプリケーションのプロではありません。部署ごとに役割分担してAIを搭載したシステムを開発した時は、一人では感じ得ない達成感を味わいました。
K.C:
社内には尊敬できるメンバーがたくさんいます。K.OさんはAIについての知識量が圧倒的なので、早く追いつきたいですね。分からないことがあれば親切に教えてくれますし、本当に助かっています。

AI開発の面白さ

M.S:
急速に成長しているAI分野に携わることで、最新技術を吸収できるのが大きなやりがいです。それに、K.O.さんも話していたように、ニコンシステムは幅広い事業を展開しているので、他分野とAIのコラボレーションも生まれやすいです。会社としてどのようなサービスを作り上げるかというアイディアを考えている時はとてもワクワクします。好奇心さえあれば、自然とスキルアップできるような環境だと思います。
K.O:
AI分野はオープンな風土で、最新の論文やソースコードがGitHub上に公開されることが多いです。最新のAIモデルを誰でも使うことができるため、AIの性能で差別化を測るのは難しそうです。ニコンシステムは画像システムに強みがあるため、そこで戦っていくのが良いのでしょうね。
T.S:
AI専門の今の部署に配属となり、当初は画像処理業務を中心に行っていたのですが、1年ほど経ったころ、退職された先輩の代わりに自然言語処理業務を引き継ぎました。画像処理と自然言語処理は根幹となる技術は一緒ですが、それ以外がまるで異なっているので、業務が滞らないよう、必死でしがみついて勉強しました。大変なこともありましたが、自分の意見を主張できる環境で、活発な議論を通して大きな成長につながったと実感しています。
N.S:
AI分野は難易度が高いイメージがありますが、情報も公開されるので意外とハードルは高くありません。日々新たな技術が開発されているので、好奇心を持ってまずはチャレンジしてみる姿勢を持った人ならグングン成長できると思います。試しに触ってみるくらいの気持ちでもいいので、様々な技術に触れる。そして、それらの知識を組み合わせることで、新しいアイディアを生み出すことができるだろうと思います。

あらゆる経験がAI開発に活きてくる

M.S:
AIは今やバズワードになっています。機械が自分で考えて全てを解決してくれるというような、キラキラとしたイメージも持たれがちですが、実際の開発現場では多くの試行錯誤が行われており、まだまだ人間の知識と経験と努力が必要不可欠ということが分かりました。また、AIが算出した答えをきちんと理解して評価するためにはにも、数学的知識が求められます。今でも、大学時代の授業で学んだ数学の知識を仕事で使うことはよくあります。
T.Y:
前の部署でサブプロジェクトリーダーを務めたアプリ開発が、関係者が多すぎて収集がつかなくなってしまったことがありました。技術的な難易度が高くクリアできない部分に対し、何度も議論を重ねて方針を修正し、最終的には無事リリースすることができましたが、当時のプロジェクトメンバーとは今でも仲が良いです。情報交換して現在担当しているAI開発に活かしていますね。
N.S:
大学で学んだことを100%活かすのは難しいですが、基本的な考え方は十分仕事に使えると思います。実際にサービスとしてAIをシステムに組み込む際は、ライブラリなどの情報を使うことになりますし、技術の進歩が速いため入社後も勉強し続ける必要があります。なので、AIを専門に勉強していないからと尻込みしないで大丈夫です。
T.S:
大学時代の研究室内では色々な研究手法の発表を聞いており、AIでも使われる微分積分にも触れていました。なので、業務で微分積分を活用する際も拒絶反応なくスムーズに対応できました。大学時代は自分の専門だけでなく、他の人が研究している分野にも興味を持てば、後々に活きてくると思います。
K.O:
AIは会社としても力を入れていく分野で、今後もますます引き合いが増えていきそうです。知識を覚えるのは中々大変なので、お互いに相談したり、知識を共有したりしながら進めていくこともあります。ですが、自分で答えを導き出すというプロセスも大切。あえて答えをそのまま伝えず、ヒントから道筋を見つけていけるように、教え方にも工夫をしています。業務中だけでなく、趣味でもAIの勉強をできてしまうような人は、圧倒的な成長が期待できますね。

就活中の皆さんへメッセージ

K.C:
ニコンシステムは自分の好きな分野にチャレンジし、スキルアップできる会社です。興味を持ってもらえたら、ぜひ説明会などの採用イベントに顔を出してみてください。就活は大変ですが、自分に向き合い社会の情報収集もできる良い機会です。前向きに取り組めば、きっと新たな発見があるはずです。
T.Y:
ニコンシステムには穏やかな社員が多く、高度な専門知識を有している人が大勢いるので、話しているだけで楽しく勉強になります。たくさんの情報を吸収して、自分でも情報を発信できるような人を歓迎します。
M.S:
学生時代というのは閉鎖的である意味特殊な環境だと思います。まだ自分が何をやりたいのか決まっていない人もいると思いますが、気構えせずに色んな会社を見ることで、視野が大きく広がると思います。あまり気負わず就活を楽しむ気持ちで取り組んでほしいです。
T.S:
面接では、自分が能動的に取り組んだことが一番のアピールになります。面接官は百戦錬磨なので、誰かに言われて嫌々やったエピソードはすぐに見抜いてしまいます。なので、色々なことにチャレンジして、自信をもってやったと言えることを武器として身につけると良いですよ。
N.S:
就活は学生の権利だと思っています。自分の興味のある会社からそうでない会社まで足を運べるのは、就活というタイミングしかありません。先入観なく色々な会社を見てみることで、自分自身では気づけていない可能性が見つかるはずです。
K.O:
会社は、人生の大半の時間を過ごすことになる場所です。ニコンシステムは入社してもストレスなく過ごせる環境だと思っています。AIに興味のある方は、ぜひ一緒に働きましょう。