株式会社ニコンシステム|Japan
Crosstalk クロストーク

Talk 04 一人ひとりの優しい心が作り上げる、本当に働きやすい環境

産休や育休から復職し、子育てと仕事の両立を実現している社員が多いニコンシステム。その成功の秘訣は、ただ単に制度を整えるだけではなく、互いに助け合う文化を根付かせることにあります。実際に子育てをしながら、会社の戦力として大いに活躍をしている女性メンバー3人に、ニコンシステムならでの魅力を語ってもらいました。

プロフィール

プロジェクトディレクターM.U
2010年入社
  • キャリア入社
ITエンジニアR.M
2007年入社
  • 新卒入社
ITエンジニアK.Y
2012年入社
  • キャリア入社

私がニコンシステムを選んだ理由

R.M:
私は新卒で入社したのですが、学生時代にロボットの目としてカメラを制御する研究をしており、そこからカメラ業界全般に興味を持つようになりました。ただ色々な会社を見れば見るほど、さまざまな仕事があり、どの道を進むか決めかねてしまっていたんです。そこで考えたのが、「この人と一緒に仕事がしたいと思えるか」という視点。その視点で会社を比べた時、ニコンシステムが最も人を大切にしており、また働いている人々の人柄も素敵だと感じ、入社を決めました。
M.U:
私はキャリア採用でニコンシステムに入社しました。元々SAPシステムの導入や運営保守に携わっていた経験がありましたので、その経験を活かしながら働ける職場を探していました。また当時は2児の子育て中であったため、残業や出張といったプライベートに及ぼす影響が少ない環境は必須条件。そんな時、偶然ニコンシステムがSAPシステムの運用保守担当者を募集しており、詳しい話を聞くと、私のような境遇の人や同世代の人がたくさん活躍していることがわかったんです。これ以上の条件はないと感じ、入社を決意しました。
K.Y:
私もキャリア採用での入社です。以前は別企業の情報システム部に所属し、M.Uさんと同じSAPシステムの担当をしていましたが、より幅広い経験がしたいと感じ、転職することにしました。ニコンシステムに決めたのは、産休・育休などの制度が整っていたことと、何よりそれらをしっかりと受け入れてくれる懐の深さを感じたから。当時の私は新婚だったこともあり、他社へ面接に行った時も「子どもはどうするのか?」という質問をよくされたものです。 しかしニコンシステムはこうした話が一切出ず、私のスキルや経験、人柄だけを見て判断してくれたんです。内定を頂けた時は即決でしたね。

出産・育児を経験したからこそわかるニコンシステムの魅力

K.Y:
現在では、ほとんどの会社に産休・育休制度があると思いますが、実際に活用されている会社は、想像以上に少ないのではないかと感じています。しかしニコンシステムでは、これらの制度がしっかりと機能しており、男性であっても育休を取得している人がいるぐらい、使うことが当たり前という空気があります。IT企業でありながら、部署によっては女性の比率も高いですし、色々な意味で安心できる環境が整っているんですよ。
R.M:
私はM.Uさんの存在も大きかったですね。出産や育児を経験している女性の管理職が同じ部署にいるのは心強いですし、プライベートも大切にしながら、しっかりとしたキャリアも歩めているのは本当に格好良く、目指すべき目標になっています。ニコンシステムは女性が社長を務めていた時期もありますし、平等に評価をし、社員を大切に扱ってくれる会社なんです。
M.U:
時短勤務やリモートワークができるのも素敵なポイントですね。子育て中は何が起こるかわかりませんし、家でなければできない用事も多くなりがちです。使う使わないは別として、この制度があるだけでも、精神的な負担は大きく軽減されるんです。また、上司自らが「リモートワークをすることも、選択肢の一つとして考えておいた方が良いよ」と声を掛けてくれるので、気を遣って使えない、といったことは一切ありません。

制度だけでは実現できない、本当の働きやすさ

R.M:
そう考えると、ニコンシステムの本当の魅力は制度ではない部分にあるような気がします。私も実際に出産を経験し、育児を始めてみて、その大変さに打ちのめされた経験があります。このまま仕事を続けることができるのかという不安も大きくなりましたし、仕事中でも急に帰らなければならなくなってしまったことも少なくありません。でもそんな時、嫌な顔をする社員がおらず、「良くあることだよ」と笑ってサポートしてくれるんです。まるで文化であるかのように定着した、子育て中のお母さんを応援しようという空気が、働きやすさの秘訣なのかもしれません。
K.Y:
私も同じような経験を何度もしてきました。実際、昨日も早く帰らせてもらっちゃいましたしね。でも、みんなが支えてくれるからこそ、自分が頑張れるときは精一杯頑張って恩返ししたいという気持ちにもなります。こうした感謝の循環が、ニコンシステムでは当たり前のように行われていますから、安心して働き続けることができるんだと思います。
M.U:
「子どもがいれば、休むのは当たり前」というぐらいの気持ちを各人が持ち、チーム全体で仕事を共有しながら、イレギュラーな事態にも対応できるような仕組みを意図的に整えるようにはしています。ただ、それだけではここまで皆が気持ちよく働ける環境が作れるとは思いません。R.Mさんが入社理由として言っていたように、働いている社員が持つそもそもの性格や人柄もあるのでしょう。自分だけでなく、相手を思いやる気持ちが強い人が多いのも、今の環境を作る大きな要因になっているのではないでしょうか。

仕事とプライベートを両立し、自分らしく働く

R.M:
今は子どものことで頭がいっぱいになってしまうことも多いので、とにかく目の前の仕事をしっかりこなして、部署やチームのみんなにできる限り迷惑を掛けないようにするのが目標です。そして、助けてもらった分は何かしらの形でお返ししつつ、後に続く後輩たちにも、この素晴らしい文化を引き継いでいきたいと思います。そうして社内の経験値が増していけば、ますます働きやすい環境が作れるはずです。
K.Y:
「ごめんね」ではなく、「ありがとう」を繋いでいける職場を目指したいです。私もまだまだ日々の生活にいっぱいいっぱいになってしまってはいますが、ここで経験できる一つひとつの体験をしっかりと自分の中の力として、今後に活かしていきます。それができるのも、ニコンシステムの懐の深さがあったからこそだと思うと、転職して良かったと心から思えます。
M.U:
私も子どもがもう少し大きくなれば、より自由に動ける時間が増えると思いますから、これまで助けてもらった周囲への感謝と、自分自身に対する新しいチャレンジにも積極的に取り組んでいきたいですね。現在は副部長という役職を拝命していますが、いずれは部長職となり、仕事の上でも、母親としても、たくさんの実績を残していければと思います。

就活中の皆さんへメッセージ

R.M:
私が就活中に色々と悩んだからこそ言えるのですが、仕事内容そのものだけではなく、人や空気感といった要素も大切にしてください。世の中にはたくさんの仕事があり、それぞれに魅力的なポイントや興味をそそられる部分があると思います。しかし、誰とどんなふうに働くのかも大切です。安心できる環境で、信頼できる人とともに働ける幸せは、何物にも代えがたく、仕事を楽しいと感じられるかにも大きな影響を及ぼします。視野を広く持ち、自分に合った会社を見つけてほしいですね。
M.U:
ITエンジニアを目指す人の多くは、IT企業ばかりを探してしまいがちですが、それ以外の業種にも目を向けてみてください。その企業の「IT部門」が、興味深いことに取り組んでいるケースもあるからです。先入観は捨てて、実際に見てみる、感じてみるということを大切にして欲しいと思います。就活は、会社に選ばれるだけではなく、自分自身で会社を選ぶものだと思いますから、本当に自分が良いと思える会社を根気強く探してください。ニコンシステムは、新しいことにも積極的にチャレンジする刺激的な環境と、人当たりの良い優しい空気を両立する珍しい会社ですから、胸を張っておすすめできます。
K.Y:
実際に働いてみる前に持っているイメージというのは、往々にして現実と異なっているものです。せっかく苦労して入った会社で「こんなはずじゃなかった」と思ってしまうことほど悲しいものはありませんから、ぜひ企業研究はしっかり行って頂きたいですね。また仕事内容がイメージと違っても、人間関係の良さでやる気がどんどんわいてくる、なんてこともよくあるものです。データや数字だけでなく、肌でしか感じられない空気感も、しっかり比べるようにしてください。