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社員インタビュー

K.N.

エンジニアリングソリューション事業本部 第二開発部
2017年新卒入社/知能デザイン工学専攻修了

Interview

GUIとアルゴリズムの知識を磨き、
画像処理ソフトウェアの
エキスパートを目指す。

Profile

入社動機

子どもの頃からカメラが好きで、学生時代は画像処理に関連した研究をしていました。当社を志望したのも、画像処理に関わるソフトウェア開発に携わるチャンスがあると考えたからです。入社の決め手は、面接などで会った先輩社員たちの雰囲気。穏やかな人が多く、自分にぴったりの会社だなと感じました。

異動歴※名称は当時のものです

2017年
デジタルメディア事業本部 第2開発部
2022年
エンジニアリングソリューション事業本部 第2開発部

1日のスケジュール

09:45
出社。スケジュール確認
10:15
プログラミング作業
11:30
ニコンとのWebミーティング、プロジェクトの進捗報告
12:00
昼食
12:45
資料作成やプログラミング、アルゴリズムの検討
14:30
社内でのWebミーティング、情報共有、進捗確認など
15:30
資料作成やプログラミング、アルゴリズムの検討
19:30
退社

QUESTION01

いくつかのプロジェクトに並行して携わっています。中でもここ数年担当し続けているのが、ニコンの半導体製造装置向けの半導体画像検査システムです。従来のものを新規システムに置き換えるという大規模プロジェクトで、私はアルゴリズムに加えてシステム実装も担当しています。
また、最近携わるようになったのが、ニコンの万能投影機で利用する校正ツールです。この万能投影機とは、対象物を拡大投影して形状や寸法を測定する装置で、町工場での金属部品加工などで用いられます。測定の誤差を定期的に補正する必要があり、これまですべて手作業で行っていました。その作業を、画像処理技術を用いて画期的に効率化しようというのが、私たちが開発している校正ツールなのです。ようやく開発が完了し、まもなくバージョン1.0がリリースされる予定です。

QUESTION02

1年目に担当した動画に関わるライブラリ開発では、入社早々にたくさんの知識を学ばなければならず苦労した思い出があります。成長を実感できたのは、3年目に担当した画像解析ツールの開発です。WindowsアプリケーションのGUIを任され、苦戦したものの任された機能は一人で開発することができ、自信を得ました。
これまで画像処理分野で主にGUIとアルゴリズムの開発に携わってきました。今担当している校正ツールでは、その経験が実を結びつつあるという手応えがあります。画像処理のアルゴリズムはとても複雑なのですが、これまで一つひとつ蓄積してきた知識が集積されてスムーズに組み立てられるようになってきたのです。継続して知識を学び続けていくことの大切さを実感しています。

QUESTION03

ユーザーが直接見て触れるGUIと、その基盤となるアルゴリズムという、異なる2つの領域に深く関われることに面白さを感じています。当社が開発するソフトウェアはB to Bのものが多いのですが、それでも自分たちがつくったものが多くの人に利用され世の中で役立っているという手応えがあり、やりがいを感じます。実際には、実装したものの、他のプログラムと組み合わせると設計の意図した通りに動かなかったり、苦労することも多いのですが……。その分だけ無事にリリースできた時には達成感があります。

QUESTION04

画像処理は進歩が速い技術分野です。ここ2、3年を振り返ってみても大きく変化していることを実感します。それだけに業務を通じて知識を蓄積するばかりでなく、自分から積極的に最新技術を学ぶ姿勢が大切です。関連する文献を読んだり、画像処理の技術部会に参加したりしています。この「技術部会」とは、組織横断的にメンバーが集まって専門的な知識を学び合う、当社独自の仕組み。定期的な勉強会のほか、有志が集まって課題解決のためのプロジェクトを進めたりしています。最新の技術を学ぶ環境があるばかりでなく、業務を通じてそれを実践できることも当社の魅力ですね。

QUESTION05

チームのメンバーを見渡してみても実感するのですが、専門性や技術力の高いエンジニアが多い会社だと思います。さまざまな分野に精通した技術者がいて、相談に行くと誰もが親身になって質問した倍くらいの量の情報を授けてくれます。一方、若手たちを見ていると、まだそれほど専門家ではないにしても、新しい知識を貪欲に学ぼうという姿勢の人が多いような気がします。それもまた、ニコンシステムらしさなのかもしれませんね。

QUESTION06

今思い描いているのは、ユーザー目線を大切にして使いやすいソフトウェアを開発するエンジニアです。また、最近、小規模なプロジェクトのリーダーを任されるようになり、プロジェクト運営という新しい知識を学ぶ楽しさも感じています。将来的には、大規模なプロジェクトを引っ張っていけるような存在になりたいです。そのためには豊富な経験や知識が大事であり、自分が得意とする画像処理のアルゴリズムとGUIの技術をさらに深めていきたいと思います。当社ならではの画像処理技術を活かして、チャンスがあれば一般ユーザー向けのアプリケーション開発にもチャレンジしてみたいですね。

Private

オフの過ごし方は?

多趣味なのでいろいろやっていますが、中でも好きなのは写真と車、旅行です。愛車はスズキの4輪駆動車、ジムニー。自分なりにドレスアップして、林道を走ったり、ドライブがてら旅行に行ったりしています。写真も、子どもの頃からの趣味です。友人と一緒に風景や鉄道を撮りに出かけることも多いですね。