Feature
ニコンシステムの技術
ニコンシステムは、1986年の設立以来、
事業領域の拡大と共に様々な技術を獲得してきました。
さらに、この保有技術を実装する力があることが、私たちの強みです。
ここでは、ニコンシステムのコアとなる技術領域を紹介しています。
Technology
コアとなる技術領域
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Electronic
Circuit
電子回路・FPGA
ニコンには、幅広い製品があります。そのすべてが精密機械であり、それらは電子回路やFPGAで精密に制御することで、初めて高い精度の性能を発揮することができます。ニコンシステムでは、回路設計、制作、FPGAのプログラム開発により、ニコンの業務の設計支援や製品開発、できあがる製品の品質確認など、様々な工程に深く関わっています。
AI
AI(機械学習・深層学習)
ニコンシステムでは、数理解析部門による算術的アルゴリズムを利用したアプローチや、カメラや露光装置で培った画像処理技術によるアプローチをはじめとし、日進月歩のAI分野におけるグループ内外の課題に、研究開発/実務適用の両面で取り組んでいます。一例として、SaaSサービスであるSAI SOONでは、服の自動採寸を画像処理と合わせて自社で開発したAIで実現しています。
Control
制御(機械・ロボット)
身の回りのあらゆる電子機器には、ディスプレイやCPU、メモリ、制御ICなどの半導体が利用されています。ニコンのFPD(フラットパネルディスプレイ)露光装置/半導体露光装置は、それらのディスプレイや半導体を製造する装置で、装置を構成する多数のサブユニット、ステージ、光源やレンズ制御等を組み合わせてナノレベルの精度で制御することで、非常に緻密な回路の露光を実現しています。
ニコンシステムの精密制御業務では、露光装置の制御ソフトウェアや周辺システムや電子回路を開発しています。また、自社開発の関連ソリューションを多数のお客様に提供し、露光装置の付加価値向上に貢献しています。
Cloud
クラウド
ニコングループのIT推進を担うニコンシステムでは、グループ内外に向けて、クラウドシステムの開発・導入支援を行っています。クラウドコンピューティングは、アーキテクチャーや技術要素について深く理解し、最適なサービスを選択するスキルが求められます。また、インターネットサービスにおける重大セキュリティ事故のニュースも報道されるように、慎重なセキュリティ対策を行う必要がある領域です。
Image
Processing
画像処理・認識
ニコンにはカメラ、顕微鏡、眼底カメラ、細胞培養装置、ロボットなど幅広い製品があり、そのすべてから多種多様な画像データが生み出されます。またその過程では、画像処理技術や画像認識技術など、専門性の高い様々な技術が駆使されています。
ニコンシステムは、デジタルカメラや医療分野の製品のFPGAや、ソフトウェアによる画像処理プログラムの開発を中心に、画像処理と画像認識両方の分野で、ニコンの製品開発に非常に密接に貢献しています。近年ではディープラーニングなどAIを組み合わせた画像認識、3D認識技術の研究開発も進めており、画像処理・画像認識分野における技術は、ニコンシステムの強みとなっています。
Mathematical
Analysis
数理解析・アルゴリズム
ニコンは光学メーカーとして100年以上にわたり、光学技術を研鑽し続けてきました。 緻密に設計された複数のレンズを組み合わせて光を制御する世界トップレベルの技術は、カメラレンズ、FPD露光装置、半導体露光装置などの多くのニコン製品の根幹を支えています。 ニコンシステムでは、ITや数理解析技術を活用して、光学シミュレーションをはじめとする各種解析シミュレーション、アルゴリズム開発、シミュレーションソフトウェアの開発などを行い、ニコン製品の成り立ちに幅広く貢献しています。
DX
DX/データ・ビジネスアナリティクス
ニコンシステムは、ニコングループの基幹システムであるERPシステムを軸として、ビジネス全体に影響を及ぼす重要なデータを取り扱う多数のシステム群の開発、運用、保守を網羅的に担っています。そこで扱われる様々なデータを解析してビジネスに活用することで、ニコングループのDXを推進しています。また、ビジネス現場で膨大な時間をかけて人が行っている作業を、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)により効率化しています。これらの取り組みによって、単なる業務の削減ではなく、「人」が本来行うべき、より高度な技術に集中することに貢献します。
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