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社員インタビュー

M.N.

精機事業本部 第二開発部
2022年新卒入社/総合情報学科卒

Interview

自分たちのソフトウェアを搭載した
巨大で精緻な半導体露光装置を目前にして、
誇らしい気持ちになった。

Profile

入社動機

就職にあたって軸にしたのは、単にプログラミングだけでなく、ソフトウェア開発の幅広いプロセスに携われることです。当社に決めた一番の理由は、面接などで会った先輩社員たちの雰囲気でした。選考のどの場面でも、私のことを真っ正面から知ろうという姿勢が伝わってきて、人を大切にする会社なんだなと感じました。

異動歴※名称は当時のものです

2022年
精機事業本部 第二開発部

1日のスケジュール(在宅勤務の場合)

09:00
始業。メールチェック、スケジュールの確認
09:30
設計書の作成
12:00
昼食
13:00
開発チームのWebミーティング。進捗状況の確認、レビューなど
15:00
ミーティングの振り返り、指摘箇所の修正など
16:00
プログラミング作業
18:00
終業

QUESTION01

ニコンの半導体露光装置に搭載する調整ツールソフトの開発です。この装置は、電子回路のパターンをシリコンウエハと呼ばれるシリコンの板に焼き付ける機械です。「史上最も精密な機械」ともいわれ、露光の度に毎回調整が必要となります。その微細な調整を担うのが、私たちが開発するアプリケーションなのです。

QUESTION02

まず最初にニコンから提供される情報をもとにソフトウェアの要件を定義します。次に設計、プログラミング、テストというのが大きな流れです。「若いうちにひと通りのプロセスを学ばせたい」という上司の配慮もあって、私は現在、一貫してすべてのプロセスに携わっています。
難しいのは要件の検討ですね。ニコン側からの提示どおりに要件を定義するばかりでなく、時にはこちらからよりよい提案をしなければなりません。(実はこれも最近、上司からアドバイスされたことなのですが……)長年にわたって先輩たちが築いてきた信頼関係もあって、ニコンの担当者とのコミュニケーションはとてもスムーズです。

QUESTION03

入社1年目は、トレーナーの先輩についてOJTで経験を積みました。半導体露光装置に関する基礎知識からプログラミングのスキルまで、しばらくの間は先輩がつきっきりで教えてくれました。その後少しずつプロジェクトに関わるようになり、3年目となった現在は、大きめのアプリケーションを担当しています。上司や先輩にその都度サポートしてもらっていますが、開発の大部分を任されるようになりました。
最近、これらの業務とは別に、ソフトウェアテストに関わる自動化ツールの開発にも携わっています。業務改善のために部署内で進めているプロジェクトです。この開発には、先輩のサポートを受けることなく、いちエンジニアとして参加。自分たちが主体となって進める開発であり、通常の業務とはまた違う、たくさんのことを学んでいます。

QUESTION04

入社1年目、ニコンの製造現場に行き、初めて半導体露光装置を見た時です。想像以上に大きな機械を目の当たりにして感動しました。こんな巨大で精緻な機械を動かすソフトウェアを、自分たちはつくっているんだなと。また、数多くの人たちが製造に関わっていることを実感できたのも貴重な経験でした。私は、ITの力でものづくりがしたくてこの仕事を選びました。社会を支える機械を、たくさんの人たちと一緒につくっていることを知って、誇らしい気持ちになりました。

QUESTION05

上司も先輩も穏やかな人が多くて、とても働きやすい職場だと感じています。また、私たちの部署だけの特徴かもしれませんが、グループといった枠組みを超えてチームを組む仕事も多いです。その分だけ組織もオープンで、誰にでも気軽に相談できる雰囲気がありますね。
当社にはスーパーフレックスという制度があって、フレキシブルな働き方ができるのもよいところです。有給休暇も気兼ねなくとれてワークライフバランスを実現できています。私の上司は、子どもの送迎のために勤務時間を調整したり、日頃から家庭も大切にして仕事に取り組んでいます。将来のことはまだ漠然としたイメージしかありませんが、私もそんな働き方ができたらいいなと思っています。

QUESTION06

設計やプログラミングだけでなく、上流の要件定義から関われることですね。最近、自分が担当したアプリケーションの開発が完了し、ニコンの担当者からねぎらいの言葉をかけてもらいました。上流から下流まですべてに関わったソフトウェアだけに喜びも大きかったです。実機でのテストにもぜひ立ち会いたいと思っています。1年目の体験よりも、さらに大きな感動があるはずです。
「要件定義の先の、さらに上流部分まで提案できるエンジニアになる」、それが現在私が目指している目標です。これまで先輩や上司に相談ばかりしてきたので、将来は、後輩たちからも頼りにされる存在感のあるエンジニアに成長できたら嬉しいですね。

Private

オフの過ごし方は?

私の職場は、埼玉県にある熊谷事業所です。入社1年目からずっと熊谷で暮らしています。自転車で行ける距離に映画館や銭湯などがあり、とても生活しやすい街です。週末は同期と一緒にドライブで少し遠出をしたり、この春はお花見もしました。新幹線に乗ればすぐなので、東京にもよく出かけています。