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社員インタビュー

T.T.

精機事業本部 第4開発部
2020年新卒入社/人間科学部卒

Interview

巨大かつ精緻な装置を司る
ソフトウェア開発に取り組み、
ものづくりの楽しさを実感する。

Profile

入社動機

就職活動では、ソフトウェア業界を中心に、企画からプログラミングまで包括的に開発に携われる企業を志望していました。説明会などで会った先輩社員たちの仕事に対する真摯な姿勢が印象的で、「自分の性格に合っている会社だな」と直感を信じて入社を決めました。

異動歴※名称は当時のものです

2020年
精機事業本部 第四開発部

1日のスケジュール

10:00
出社。メールチェック、スケジュール確認
10:30
要求分析。装置調整ソフトに関連するデバイスのソフトウェアを分析
12:00
昼食
13:00
開発メンバーとのWebミーティング。進捗状況の確認など
14:30
モーター制御ソフトウェアのプログラミング
17:30
設計書の作成。翌日のレビューに向けてブラッシュアップ
19:00
退社

Question01

実は私は、大学では文理融合型の学部で学びました。研究テーマに環境科学を選んだところ、シミュレーションのためにプログラミングをする機会があり、それがきっかけでソフトウェア開発に関心を持ちました。最初プログラミングは苦手でしたが、慣れてくると自分のアイデアが形になっていくプロセスが面白くて。意外に自分に向いている仕事かも……と思うようになりました。

Question02

ニコンのFPD(フラットパネルディスプレイ)露光装置に搭載するソフトウェア開発に携わっています。テレビやモニター、スマートフォンなど液晶画面の製造プロセスに用いられる装置で、小さな建物ほどの大きさがあります。そのため、お客様への納品時は機構毎に分解して持ち込み、現地で組み立てることになります。組立にはミクロン単位の精度が求められます。私は、その高精度な組立に不可欠となる装置調整ソフトの開発を担当しています。提示される複雑な要求を整理し仕様に落とし込んでいく過程で、これまで前例のない技術なども調査し取り入れていきます。 様々な要素をまとめ、知恵を絞り、ソフトウェアとして具現化していくのが仕事の難しさであり、やりがいです。 また、私から新たなアイデアを提案する機会も多くあり、面白さがあります。就職活動の時は、仕様の検討からプログラミングまで一貫して開発に携われる会社を志望していました。まさに思い描いていたとおりの仕事に取り組んでいるという実感があります。

Question03

ニコングループで進めている半導体露光装置の開発です。このプロジェクトでは、当社はソフトウェア開発の上流部分からより主体的に携わっています。私が担当しているのは、装置に搭載するモーターを制御するソフトウェアです。 このプロジェクトは、自分から希望したというよりも、上司が私のスキルの幅を広げようと考えてアサインしてくれたものでした。これまで関わってきた装置調整ソフトとは違って、ハードウェアに直接指令を送るソフトウェアであり、私にとって初めてのチャレンジです。

Question04

自分で設計した通りに装置が動くことを確認した時ですね。コンピュータ上で事前にシミュレーションを行いますが、実機と結合して確認してみると意図した通りに動かないことも多いです。そのため、装置がある社内外の製作所にしばしば足を運んで検証を行っています。 モーター制御ソフトウェアの開発では1か月近く現場に通いました。苦労もたくさんありましたが、ニコンのメカ設計のエンジニアとも連携しながら改善を重ね、狙いどおりの動作を確認した瞬間の達成感は格別。自分が開発したソフトウェアを搭載した巨大な装置を目の当たりにすると、ものづくりの楽しさを実感します。

Question05

エンジニアたちの技術力の高さ、そのスキルの多様性だと思います。現在携わっているプロジェクトでも実感しますが、本当に多様な分野にわたってスペシャリストと呼べるようなエンジニアが揃っています。 そんなスペシャリストたちに部署などの垣根を越えて気軽に相談できる空気感もニコンシステムらしさだと思います。風通しの良さということでは、ニコンとの関係も同様です。私は、同じ会社の人のような感覚でニコンのエンジニアにも相談しています。 誰もがパソコンに向かって黙々と業務をしている……。ソフトウェア会社というとそんなイメージを抱く人がいるかもしれませんが、ニコンシステムは違いますね。コミュニケーションも活発で、アイデアや意見を交わしながら仕事を楽しんでいます。

Question06

新しいプロジェクトに携わっているうちに、ハードウェア制御への関心がどんどん膨らんできました。個人的には、ハードウェアを直接制御するソフトウェアの方がものづくりの手応えも大きいと感じています。将来的には、ソフトウェア、ハードウェアの両面からアプローチできるエンジニアとして、誰からも信頼されるようになりたいと考えています。 資格の取得にも関心があり、応用情報技術者をはじめすでにいくつかの資格を持っています。ゴールに向かって勉強するばかりでなく、その知識を実践的に活かせることも、私が感じるニコンシステムでの仕事の面白さ。これからはソフトウェアばかりでなく、ハードウェアの知見も深めていこうと思います。

Private

オフの過ごし方は?

小学生の頃からトランペットを吹いており、現在は市民オーケストラのメンバーとして演奏しています。普段とは違う人たちと一緒になって奏でる時間はかけがえのないリフレッシュタイムです。映画も好きで、仕事を早めに切り上げて平日に映画館に行くこともあります。