株式会社ニコンシステム|Japan
Interview 社員紹介

大事なのは行動力と
周囲を巻き込む力

デジタルメディア事業ソリューションコンサルタント
2011年入社自然科学研究科
  • キャリア入社
  • 画像認識・処理

多様な事業を展開するニコンシステムで、自分のスキルを発揮したい

情報処理系の学科で学んでいた頃から、日々の何気ない生活を記録して振り返ることのできるカメラが好きで、カメラに関わるソフトウェア開発に携わりたいと考えていました。大学卒業後は電気機器メーカーに就職し、業務用カムコーダ分野を担当。カメラの画質に関わる機能をつくるため、集積回路の一種であるFPGAを開発していました。いつしか、より幅広い分野でのソフトウェア開発に携わりたいと思うようになって、転職を決意。カメラから露光装置、医療用顕微鏡までさまざまな事業を展開するニコンシステムなら、専門的なスキルを伸ばしながら成長できると思い、入社しました。

ニコンシステムへ入社した時の第一印象は、想像以上に業務が多岐に渡っているということでした。プロジェクトの単位も大規模なものから小規模なものまで幅広く展開されているので、適切なポジションで自分のスキルを活かせる環境だと感じました。

映像の最先端技術に触れられるのが仕事の魅力

私が所属している部署は、カメラを中心に映像に関するあらゆる分野の開発を担当。私はグループリーダーとして、放送局に導入される映像監視システムやコーデック解析ツールの開発をしています。チームのメンバーは10人。2年目の若手から再雇用組のベテランまで年齢層が広いため、全員が気持ちよく働けるよう、一人ひとりと密なコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことを心がけています。

コーデックと呼ばれる動画の圧縮・変換技術は年々進化しており、10年スパンで規格がアップデートされます。それに応じて新しいコーデック解析ツールを開発することになるのですが、最新技術を習得するのは好奇心がくすぐられて熱中してしまいます。また、新しいツールを開発する際は、使い手であるお客様の気持ちを第一に考えることを意識しています。お客様からの要望であっても使いづらくなってしまうと判断した時は、より良い改善案や代案を提示するようにし、言葉での説明が難しい時には、簡単な試作機を作って具体的にイメージいただけるよう工夫しています。

行動力と周囲を巻き込む力で、プロジェクトを統率する

プロジェクトのリーダーを初めて任されたのは、ある放送局のシステム開発に携わったときでした。お客様、社内のメンバーなど関係者がとても多かったため戸惑ってしまい、それぞれへの対応が後手に回ってしまうことがありました。そんな折に上司から「先手先手で行動する。事前にリスクを洗い出して計画することが重要」と教えていただいたことが印象に残っています。チャレンジし続け、自分が率先して行動し、課題解決のために周囲を巻き込む。それらのことを今でも念頭に置いて行動するようにしています。

今後もコアスキルを磨き続け、新しい技術開発にも積極的にチャレンジしていきたいです。ニコンシステムの業務は多岐に渡っているので、それらを組み合わせることで、他社にはできない新しい価値を生み出すことができると感じています。