株式会社ニコンシステム|Japan
Interview 社員紹介

AIなどの最新技術を用い
新たな価値創造を目指す

アドバンストテクノロジーITエンジニア
2012年入社メディア科学専攻
  • 新卒入社
  • アルゴリズム・光学解析
  • 画像認識・処理
  • AI

人に優しく、仕事に実直な人達が集まったプロ集団

学生時代から情報技術を学んでいたので、ITエンジニアとしてモノづくりに携わりたいと思っていました。ニコンシステムを選ぶ決め手になったのは、人の優しさです。当時は就職氷河期だったこともあり、厳しい面接をする企業も少なくありませんでした。そうした中でも、ニコンシステムは私の話をしっかりと聞き、希望や想いを引き出してくれる雰囲気があったんです。ここでなら、自身の強みを活かしながらのびのびと働けそうだと感じ、入社を決意しました。

入社して約10年が経ちますが、当時感じた優しい会社というイメージは今でも変わっていないです。ただその一方で、求められる技術レベルが非常に高く、仕事に厳しい人が多いということも学びました。私は学生の時から技術を学んでいたので、入社前は天狗になってしまっていたというか、自分の技術レベルはかなり高いと思っていたんです。しかしそれは大きな間違いで、まだまだ自分がプロのレベルには至っていないんだということを、色んなシーンで思い知らされました。そうした経験があったからこそ、もっと学びたい、もっと成長したいという思いを強く持つようになり、今の自分の基礎になっていると思います。

異動希望を出して手に入れた、これまで以上に刺激的な仕事

入社後はアプリケーションの開発部隊に配属され、カメラのバンドルアプリケーションやスマホのアプリケーションの開発を担当。経験を積む中で次第に裁量も大きくなり、自分のアイデアや新技術を使った新たな企画・サービスを考えるような仕事もするように。そしてこれが、自分にとって大きな転機となりました。

7年目になるタイミングで、自己申告制度を活用し、異動希望を提出。アドバンストテクニカルセンター数理解析研究室に異動しました。そこで現在は、deep learningなどのAI技術の製品開発での活用について、研究と検討を行っています。

これまで担当していたシステム開発の仕事では、ある程度仕様という名のゴールが定まっていましたが、現在の仕事ではそうはいきません。お客様の要望に対し、この技術をこう活用すれば実現できるのはでないだろうか、と考えるところからのスタートです。自分の持っている知識や技術だけでは解決策を見いだせない場合は、新たな知識の習得から始めなければなりません。

決して楽な仕事ではないと思いますが、新たなことを知ることができる喜びや、ゼロから自分の力で作り上げていく楽しさはとても大きく、異動希望を出して良かったと心から感じています。

進化し続ける技術に遅れることなく、自己を成長させ続ける

当社には技術部会という制度があります。部門を跨いだメンバーが自由に集まり、各々が持つ技術を活用しながらディスカッションを行える機会が用意されています。私はAI部会に入っているのですが、普段の業務では触れる機会が少ない技術や知識を教えてもらえたり、自分の技術の活用に関して新たな視点を授けてもらえたりと、とても有意義な時間が過ごせています。

AIなどの最先端技術は、変化のスピードが速く、少しでも気を抜くとすぐに置いていかれてしまいます。だからこそ、新たな技術や知識を吸収することそのものを楽しめる人が、この仕事には向いているのではないでしょうか。私自身、お客様の要望を満たして100点の仕事を返すことは最低限として、そこにさらに自分の考えや想いを込めて120点にして返せるような仕事をしたいと思っていますし、そういう能動的な姿勢がある人の方が、毎日楽しく働けると思いますね。

ニコンシステムには一流の技術を持ち、教えることが上手な先輩社員がたくさんいますから、学びの機会に物足りなさを感じることはありません。技術が好きで、自分を成長させるのが好きな人は、きっと満足できる環境ですよ。