株式会社ニコンシステム|Japan
Interview 社員紹介

「細胞」と「顕微鏡」の
ソリューション開発で
ヘルスケア事業に貢献

ヘルスケアシステム事業ITエンジニア
2005年入社経済学科
  • キャリア入社
  • 画像認識・処理

画像処理分野を専門に、成長したいと思い転職

大学は経済学部出身で、趣味でゲームのプログラミングを行っていました。その後、ソフトウェア開発会社に就職し、超音波診断装置のプログラム開発に従事。そこで画像処理技術の奥深さに興味を持ち、自分の専門分野にしたいと思い画像処理のプログラミングに携われる企業への転職を決意しました。当時はデジカメ全盛期で、顔認識して焦点を合わせるカメラをニコンが世界で初めてリリースした頃でした。ここなら新しい世界に触れて成長し続けられるだろうと感じ、ニコンシステムに入社しました。

職場にはカメラのヘビーユーザーが集まり、専門知識を有していることが前提なのではと思っていたのですが、実際に入社すると良い意味で期待を裏切られました。カメラだけでなく様々な専門知識を有した個性豊かな社員がプロフェッショナルとして活躍しており、長所と短所をお互いにフォローしながら働ける環境で、仕事を進める上でも大変居心地が良いものでした。

ソフトウェアを使って問題解決するプロセスが一番の喜び

私が所属している部署では、ニコンのヘルスケア事業向けの業務に携わっています。主な業務は2つ。まず、細胞ソリューションでは「細胞を見て、評価する」ことに特化した製品とソリューションの開発に取り組んでいます。もうひとつ、私がメインで担当している顕微鏡ソリューションは、外部の研究機関との共同プロジェクトです。顕微鏡で画像を撮影し、細胞の変化を比較検証して解析する技術の検討や、確立へ向けた支援をしています。

実際の業務は、共同研究者から要望をヒアリングし、実験の条件を設定。ニコンが解析に適した画像を撮影し、ニコンシステムがその画像を解析するという流れです。解析する上での課題があれば、解析技術者としての立場から改善案を提示し、場合によっては実験条件自体を変更することもあります。難しい案件はプロジェクトメンバーや他の社員に相談し、チーム一丸となって助け合いながらやり遂げます。ソフトウェアを使って問題を解決するプロセスは大きなやりがいがあり、今の仕事の中で一番楽しいと感じています。

理想の姿を思い描き、実現するためのキャリアを積んで

仕事を進める上では、自分自身に疑問を持つことを意識しています。相手が自分とは異なる意見であっても、その人も同じ目標に向かって解決策を考えています。自分の意見を押し通すのではなく、お互いの意見やその背景まで理解しあい、今後どうすべきかを建設的に考えています。
これからは語学力を鍛えて最新の情報やスキルを習得し、ユーザーの声を聞きながらソフトウェア開発に取り組んでいきたいです。

仕事は学生時代以上に学ぶことがたくさんあります。将来、どのようなキャリアを描いていきたいかを考えた上で、それを実現するための経験を積んでいくと、自分の理想の姿に近づけるんだと思います。就活では、自分自身が楽しいと思えることを明確にして、楽しいと思えるスキルや知見を残せる企業を選ぶといいのではないでしょうか。そして、入社したあとには企業に価値を認めてもらうような実績をひとつひとつ残していくと、楽しい仕事を任せてもらえるようになるはずです。